◆目撃者(男性1名)の証言
<検察側質問>
・証人は事件当日の夜、都内の職場を出てそのままJRを乗り継ぎ品川まで行き、京急品川駅の構内に入った。電光掲示板で乗る電車を確認して「22:08発の京急久里浜行き」に乗った。時刻の証言は証人のその時の記憶ではなく、後日電車のダイヤを調べて正確な時刻を確認した結果である。
・場所は前から3両目、車両内に3つあるうちの真ん中のドアの付近。
・痴漢行為をされていた女性は女子高生。「高校生」というのは制服を着ていたのでわかった、年齢は16〜17歳に見えた。
・痴漢行為を働いていた男は上下スーツにネクタイをしていた。
・男は両手で女子高生の腰から尻にかけて触っていた。
・女子高生が声をあげて、男は止めた。
・車両内は、混雑はしていたが、隣の人と肩がぶつかるほどではなかった。
・(証人の服装、持ち物の簡単な説明があった。)
・女子高生は乗車したドアの反対側の方にいて、進行方向を向いていた。つり革にはつかまっていなかった。
・女子高生の上着についての記憶はない。紺色のスカートを着用していた。身長は158〜160cm弱に見えた。
・オジサン(植草氏)は女子高生の真後ろにいて密着していた。オジサンは右側に重心がかかっていた。
・オジサンの両手は、ともに真横に降ろしているのではなく、女子高生の方にいっていた。
・証人自身は、事件のあった電車内では中吊り広告を見たりボーッとしたりして過ごしていた。
・オジサンの左手が女子高生の腰からお尻のあたりに触れていたのを目撃した。左の側面を触っていた。品川を出て1〜2分経った頃だったと思う。それはふとした瞬間に目撃した。
・完全に触っていたと確信できたのは、男の手が女子高生のスカートに触った事によるしわ・くぼみのようなもの目視できたからだ。
・証人の視力は左が1.5、右が1.2である。
・電車の中の明るさは普通だった。
・証人は自分の右側の被告席にいる植草氏を見て、そのオジサンと同一人物だと証言した。
・証人とオジサンの間には、証人から見て右斜め前に他の女性がいた。その女性は割りと若く、身長は160cm前後。進行方向に対して右斜め45度位の向きだった。
・間に女性が立っていたのに、なぜ証人からオジサンが見えたのかというと、その女性が証人の真正面に立っていたわけではなく、(また身長差からも?)肩越しに見えたからである。
・オジサンが「怪しいな」という動きをしていたので、痴漢をしているのか見極めようと思い、見ていた。
・オジサンの顔は少しうつろな目をしていた。(ボーッとしているような感じかとの検事の質問にハイと答えた。)
・証人が注視することでオジサンが痴漢をやめると思い、オジサンの顔を見た。
・女子高生の顔ははっきりと覚えていない。
・女子高生は困惑しているような感じだった。
・女子高生と証人の目が合った。
・声をかけて助けてあげようとか思わなかったか?との検事の問いに「注意してもオジサンが暴れたり、女子高生が自分に賛同してくれないと困ると思いました。」と回答した。
・「何をやっているのですか?子供の前で恥ずかしくないんですか?」「次の駅で降りてください」と女子高生ははっきりとした声で言っていた。最後の方は涙まじりで、言い終わった後は泣き出してしまった。
・オジサンの方は女子高生が振り返ったら、後ろに下がって反対側のドアの方を向いた。
・オジサンは女子高生の言っている事に対して、頷くような態度をしていた。そして「わかったから」というような事を言った。
・女子高生は行為をしている場所で泣き出した。うつむいて顔を押さえていた。
・前方のから「私服」が近づいて、女子高生と話をした。
・その話しかけた男性がオジサンのネクタイを掴んだ。「逃げるな」というような事を言った。
・オジサンは「逃げないから」というような事を言っていた。弁明については良く聞こえなかった。
・証人は自分が何もしないので、体裁が悪いと感じた。でも男性(痴漢を捕らえた男)が入ってくれたので、大丈夫かと思った。
・電車が蒲田駅に到着し、オジサンはネクタイを掴まれたまま男と一緒に降りて行った。
・女子高生はどういう風に降りたのか見ていないが、蒲田駅を過ぎた後の車両内にその女子高生の姿がなかったので、蒲田駅で降りたというのが分かった。(証人は降りず、そのまま同じ電車に乗車した)
・(証人が車両内から見ていた様子によると)ホームではオジサンが逃げるような素振りをした。
・ネクタイを掴んだ男は、電車の進行方向と同じ方向にオジサンを連れて行こうとした。オジサンは反対方向に逃げようとし。「逃げるな」と言った(誰が言った主語はなかった)。
・その後電車が発車して、証人は友人に起きた事を電車内から携帯でメールした。相手は高校からの友人である。内容はその電車内で痴漢があって、それを見たこと、自分が注意をしなくて後悔していることだった。
・電車が横浜駅に近づいた辺りで携帯メールを送信した(証拠画像有り)。
・その友人からは慰める様な内容の返信が来た(証拠画像有り)。
・携帯のメールは9/13〜第二回公判当日(12/20)までの送受信が保存されている状態だった。
・携帯の証拠画像の撮影は12月18日に司法検察庁でK検事が撮影をした。
・事件翌日の14日にメールを送った友人からメールがきた。その友人はニュースで植草教授逮捕のニュースを見たが、昨日証人が見たのはそれではないかという内容だった。はじめは「そうなのか」と思った。
・その後、インターネットのYahoo!ニュースで「自分はやってない」と報道で書かれたのを読んだ。そんな事はない、と自分は知っていたので、証人として名乗りでようと思った。
・Yahoo!ニュースを見た(選んだ)のは、自分のポータルサイトをYahoo!にしていたからだ。
・まず京急のコールセンターに電話をした。そこで担当の警察署が蒲田警察署であることを教えてもらい、蒲田警察署に電話した。
・9月16日に蒲田警察署に出向いた。
・植草氏の事は前の事件で報道されていた程度に知っているだけだった。植草氏の顔もその時に知っていた(知った?筆記者良く聞き取れず)。
・(いつの時点か記録が不明確だが、痴漢直後)オジサンは顔の前に手を出すような感じで女子高生と距離をとった。
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