【5】NTさんの意見「忘却が歴史をつくる」(10月4日)
《歴史が繰り返されるのは過去の教訓が忘れられるからだと思います。例えば、戦争
を経験した人が当時のことを忘れるというよりも、歳をとって亡くなっていき、戦争
を知らない世代が大部分を占めることで「忘れた」と同じ状況になるのでしょう。人
を殺してみたくなる普通人が出現したように、戦争をしてみたくなる普通人も増えて
きたのでしょうか?
原爆の被爆者が当時のことをあまり語らなかったのは、あのような強烈な事柄は誰も
忘れることはないはずと思っていたからでしょうが、最近の被爆関連の記念碑などが
破壊されたりすることでショックを受け、慌てて被爆の様子を絵にしたり語り部を増
やしたりしています。でも、被爆者の思いがどこまで通じることか…。
同様に、市場原理主義がどんなにひどい世の中になるかの教訓は、60年どころでは
なく100年単位の過去のことですからスッカリ忘れられたわけです。そのような世の
中を変えようと社会主義・共産主義が勃興しましたが、このイデオロギーの強烈な印
象が市場原理主義の問題点を忘却させたのでしょう。
竹中氏がいとも簡単に「市場原理主義にすべき」と述べたのを聞いて唖然としまし
たが、彼が学者というよりも市場原理主義で得する勢力の側の人物だったから当然で
した…階級意識は健在だったわけですね。米国派が主流をしめているらしい学会は最
終的に「金になる」ことが重要のようで、「真実」自体は重要でないのでしょう。
大マスコミが資本の奴隷になったと同様に、学会(界)も資本の奴隷になってきたよ
うです。学者の倫理などは星印の数をあらそう競争の前には吹き飛んでしまいます。
この線で各界の状況を眺めますとその勢力図がよく理解できます。簡単に言えば「リ
ベラル派」が劣勢に立たされているということです。多くの国民も金・金・金と目の
色を変えているようです。
安倍氏も戦後生まれらしくアングロサクソン流市場原理という格差拡大主義を唱え
ましたがアッという間に忘却し、格差は問題などとほざいています。これでは戦前の
ことなど忘れるわけです。どうもこの世界の裏側では国民に「過去を忘れさせる仕掛
け人」が蠢いているようです。そうなれば歴史は繰り返しますから次に何が現れる
か、どんな妖怪が現れるか、どんなチョビ髭が出現するか…やはり血を見なければお
さまらないのでしょうか…その頃には小生は寿命となり見ることはないと思いますが
子どもや孫のことが心配です。》
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