良い宇宙人と悪い宇宙人,宇宙の真相, The Earth is Controlled by Evil Alien


NO4816


死者3万人の見方、食料不足し略奪横行  パキスタン地震・「250万人が家を失う」 地震被害でパキスタン首相 


 パキスタン北部で8日起きた地震の死者数は、11日までに同国内だけで約2万1000人が確認されたが、最終的には3万人を超すとの見方が強まっている。インドの犠牲者は1千人にのぼる可能性がある。外国の救助隊が倒壊した家屋などで捜索を始めているが、発生から4日目を迎え、時間との闘いになっている。食料も届かず、被災地の一部では略奪が起きていると報じられている。

 パキスタン政府によると、被災者は400万人にのぼる見通し。テントや毛布や食料、医薬品などが不足する懸念があるという。パキスタン軍のスルタン報道官は地元テレビのインタビューで「救援隊が入れず、被災情報すら入ってこない場所が多い。死者数は3万人は超えるだろう」と述べた。地元メディアの多くは、死者数が3万5000〜5万人に達するとの見方を伝えている。

 邦人ではイスラマバードの高層アパートが崩壊して父子2人が死亡したが、日本の外務省によると、パキスタンのパンジャブ州で11日現在、日本人2世帯、5人の安否が確認されていない。

 パキスタン当局は、被害が集中しているカシミール地方や北西辺境州の山岳地帯へ通じる幹線道路で復旧作業を急いでいるが、新たな土砂崩れなどで難航している。孤立した集落の生命線となっているヘリコプターが不足しており、隣国アフガニスタンに駐留する米軍が輸送ヘリ8機を派遣した。

 邦人父子が死亡した首都イスラマバードの高層アパートの倒壊現場では、約60時間ぶりに2歳の男児が救出されたとAFP通信が伝えた。がれきの下にはなお80人以上が閉じこめられている模様だ。

 AP通信によると、カシミール地方の中心都市ムザファラバードでは、9割以上の建物が倒壊して行政機能がマヒしている。崩れた民家や商店が襲われ、住民と小競り合いが起きたという。

 各国の救援隊の活動も始まった。日本の国際緊急援助隊は10日から、首都イスラマバード北方の北西辺境州バトグラムで活動を始めた。医療チームもパキスタン入りした。国連によると、英国、フランス、オランダ、トルコなども救助隊を派遣した。

 一方、インドの犠牲者は11日までに947人にのぼった。負傷者は約4000人。ジャム・カシミール州当局によると、約60人が行方不明で、土砂などで道路が寸断されて救援活動が始まっていない村が14ある。犠牲者は1000人に達する可能性が高いという。倒壊家屋は3万棟としている。


「250万人が家を失う」 地震被害でパキスタン首相

2005年10月12日15時25分

 パキスタン大地震で、住宅を失った被災者数が250万人と推定されることが11日までに国連が把握した情報で分かった。道路など社会基盤が破壊されて救援活動にも支障が出ており、現地では多くの被災者が野宿を余儀なくされている。山岳地帯では冬の到来が迫っており、テントや毛布などの物資を一刻も早く届ける必要性が指摘されている。

 ニューヨークの国連本部で記者会見した国連人道問題調整事務所(OCHA)高官は「現在、100万人以上が緊急救援活動を必要としているとの情報を得ている。何らかの形で地震の影響を受けた被災者の総数は400万人にのぼるようだ」と説明した。

 パキスタンのアジズ首相も11日の記者会見で、「250万人分の新たな住宅が必要になる可能性がある」と明らかにした。

 首相は、カシミール地方の中心都市ムザファラバードについて「都市全体が壊滅した」との認識を示し、外国から支援を求める優先事項として(1)財政支援(2)テント(3)毛布(4)薬品や医療物資(5)復興のための建設機材など、の順で挙げた。