☆まずは「毒ヘビ」にかまれた時。 数多い“アウトドアの毒”の中でも最も命に関わる のが毒ヘビでしょう。 日本にいる毒ヘビは、マムシ、ヤマカガシ、ハブ の三種類。 対処法は基本的に同じで、かまれた部分を心臓 より低くして安静にします。 また、傷口より心臓に近い部分を縛ります。 これは毒のまわりをできるだけ遅くします。
そして傷口に口をつけて毒を吸いだし吐く これを20〜30分くらい続けましょう。 後はできるだけ患者を動かさないようにしましょう。 毒ヘビにかまれた時には、ナイフでかまれた部分 を切り、毒を吸い出すなどともいわれますが、傷口 を切るのはやめたほうがいい。 素人がそこまでしても高い効果はのぞめません。 逆に口の中に傷があれば、傷口から感染する危険 もありますから。 ☆ハチも種類によっては命を落とすことがあります。 とくに体長3〜4pにもなる大型のスズメバチは怖い。 刺された時には傷口を流水で洗います。 濡れタオルなどで患部を冷やす。 毒針が残っていたら毛抜きなどで取ります。 口を当てて毒を吸いだし、抗ヒスタミン剤含有のステロイド軟膏を塗る。 抗ヒスタミン剤含有のかぜ薬を飲むのも良い。 又ビタミンCが効く。 ビタミンCは3000mg〜4000mg飲んでも 大丈夫 ハチに刺されたらおしっこをかけるといいなんて いわれていますが、これはウソ。 アンモニアはまったく根拠が無いそうです。 抗ヒスタミン剤の入ったステロイド軟膏が効きます。 ハチの毒は水に溶けやすいので流水でよく洗い流すのもいいみたいです。 ☆蚊やアブに刺された時には、まず手当の前に、流 水や石けん水で洗って患部を清潔にすること。 次ぎに刺された患部を指先で絞って毒を出す。 あとは抗ヒスタミン軟膏か抗生物質のクリームな どを塗っておけばOKです。 最近は毒を絞り出すための道具として “ポイズンリムーバー” という便利なグッズがあります。 指先で絞り出すのと違って、これを使えば跡が残りにくい。 痛みも少ないし、おススメです。 ☆毒蛾(幼虫)やムカデ、クモなどに刺された時も 治療法は基本的に同じです。 ただ毒蛾(幼虫)の場合は、毒のある毛が皮膚に ついていることが多いので不用意にこすったりする のは禁物。 流水か石けん水できれいに洗い流してください。 水が無いときは、セロテープやガムテープを使って もいいそうです。 ☆クラゲに刺された場合は、消毒用アルコールが効果大。 ウイスキーで代用するというテもあります。 ☆毒といえば「毒キノコ」や「毒草」も忘れては いけません。 もし間違って食べたらどうするか。 答は「とにかく食べた物を吐き出すこと」につき ます。 毒キノコや毒草を食べると、だいたい食後30分 もすれば症状が現れます。 腹痛・嘔吐・下痢。 ものによっては視覚に変調をきたしたり、幻覚 症状が現れたり・・・・・ 呼吸困難に陥ったり、痙攣などの症状が出たりする こともあります。 その場では何ともなくとも食後数日経ってから 症状が出るケースもあるそうです。 でもどんな症状でも異常を感じたら、ノドの奥に 指先を突っ込んで無理にでも吐き出すこと。 何も出なくなったら水を飲ませて、又吐かせる。 これを何度かやる。 ☆ 植物に触ってかぶれたら ハゼやウルシなどの植物かぶれには、アンモニア水 を塗ると毒が中和されます。 もしくは石けん水できれいに洗うというのが応急 処置の第一歩。 はれを抑えるには、抗ヒスタミン剤入りの軟膏が 効きます。 また自然に生えているスギナ(ツクシの親)を 塩もみしてかぶれた部分に塗るといいでしょう。 ☆狂犬病の犬にかまれたら、はっきり言って死亡率100%。 かまれたらすぐに患部を石けんや消毒液で洗う。 フラフラと様子のおかしい犬には要注意です!
|
ほとんどの人は“山の夜の寒さ”を甘く考えています。 そこで当然ですが、“ちゃんと十分な衣類を持っていく”こと。 そしてむやみに着込むのではなく、暖を逃さない ように考えながら着ていくことです。 アウトドアではこの重ね着が基本です。 寒いからといって下着の上にウールのセーターや ダウンジャケットだけ着てもアウトドアではそんなに 効果がありません。 なぜなら下着の上に1枚では風通しがよくて、 せっかくの暖かい空気が逃げてしまうからです。 それを防ぐための方法が“重ね着”なのです。 寒い時は重ね着をしましょう。 服と服の間に“空気の層”が多数でき、単純に 厚手のセーターやダウンジャケットを着るよりずっと 暖かくなります。 もっと完璧を期するなら、上下の服が腰のところ で交互に重なるように着る。 ☆「ウインドブレーカー」は便利。 これは風があって寒い時は、上にはおればよく、 中に着込めば防寒対策になる。 ☆新聞紙は防寒対策に有効 服の中に新聞紙を入れて着込むと暖かい。 最初はごわごわして違和感があるがすぐに慣れる。 ☆ホカロン 寝る30分くらい前から、お腹や、腰、靴下の 中に入れておけばちょうど暖かくなってきたころに は熟睡状態です。 ☆ 湯たんぽも暖かい アルミ製の水筒を持っていたらそこにお湯を入れ て湯たんぽの代わりに使います。 このときやけどしないようにタオルなどでくるみましょう。 ☆お酒 お酒だけでなく、お湯を沸かして飲んだり、とに かく体が暖かいうちに寝てしまうのもおススメ。 ☆重ね着術のように衣類をたくさん着込むことは もちろんですが、首にバンダナやタオルを巻いたり、 帽子をかぶったり、手袋をして寝るのもいいでしょう。 ☆ それでも寒かったら残っている衣類という衣類を シュラフに入れて、とくに足下を暖かくするのも いいアイディアです。 ☆ 雨が降りそうな時や、地面が湿っている時は、 ビニールシートを敷いてからテントを立てるといい でしょう。 地面からの冷気もある程度遮断してくれるので よく寝られそう。 ☆新聞紙もビニールシートも持っていなかったら そこら辺に生えている草を刈って、テントの下に 敷くのも一つの方法。 草がクッションになって寝心地も良くなります。 ☆シュラフの下に敷くマットもちゃんとしたものを 用意していくこと。 素材はいろいろありますが、大切なのは“フルサイズ” を用意すること。 手軽だかとかコンパクトだからといってハーフサイ ズや2/3サイズのを持って行く人もいますが、 それでは地面からの冷気を十分に遮断することができません。 少々かさばっても“フルサイズ”のマットを持って いくべきです。
|
伸縮自在バンソーコー 包帯 三角巾 テーピングテープ 滅菌ガーゼ 消毒薬 綿棒 毛抜き ピンセット ハサミ バンドエイド(各サイズ) 針(ソーイングセット)
マメの治療の時に針が必要。 体温計 アイスノン(コールドスプレー) コールドスプレーは、よくスポーツ選手が 試合中に使っているもの。 手足を打撲したり、ひねったりしたとき、患部 を冷やすのにすごく便利。 虫よけ剤 ポイズンリムーバー
これは毒を吸い出すためのグッズ。 抗ヒスタミン軟膏 足のマメ用パット 解熱剤 胃腸薬 鎮痛剤 浣腸 睡眠薬
|
アウトドアに虫はつきもの。 蚊、ブユ、アブ、ハチ、ハエ、ムカデ、毛虫、 毒蛾・・・・・ もう数え切れないほどイヤな虫がいっぱいいて、 本当にイヤになりまう。 なかでも蚊やブユはどんな所へ行っても必ず いるし、群になって襲ってくる。 一番簡単な予防法は「防虫クリーム」や「防虫 スプレー」を利用すること。 肌を露出している部分はもちろん、袖や襟で隠れて いる部分にもしっかり塗ること。 とくに足のくるぶし辺りは靴下を履いていても、 その上から刺されたり、服のわずかな隙間を狙って 刺してくるから、念入りにクリームを塗るべきです。 スプレーだったら服にもサッとスプレーしておく とより効果的です。 防虫剤としてタイガーバームが有効です。 タイガーバームは汗をかいても流れにくく、一回 塗ればかなり長持ちします。 この辺が山男たちに愛されている理由のようです。 虫に刺されるのは防虫剤で何とか防げるけど、テン トの中に入ってきた虫はどうするか。 虫よけネットがついていても、蚊などはちょっと した隙間があれば入ってくるし、テントに出入りする 時の一瞬の隙を逃さない。 その対策として、テントの入り口にキンチョール などを置いておいてテントに入る前にシューと吹き、 蚊を蹴散らしてから入るとよい。 それでもテントの中に侵入してくる強者がいたら 最終兵器の“蚊取り線香”を使う。 また、虫は夜になると灯りを目指して集まって きます。 暗い中で食事をするときには、明るいランタンは 少し離れたところに置き、テーブルにはロウソク などを置くといいでしょう。 虫はより明るい方に集まりやすいから、ロウソク よりはランタンの方に寄っていくので、こうすれば 多少なりとも虫の被害は避けられるはずです。
|
![]() |
![]() |