良い宇宙人と悪い宇宙人,宇宙の真相, The Earth is Controlled by Evil Alien


NO313


月神は現世の支配者として信仰されていた


以下は『月の謎と大予言』(小笠原邦彦著・日本文芸社刊)という本のダイジェストです。

この本は現在絶版になっております。

是非古本屋などで発見されたら購入されてお読みください。


月が天上にあるにもかかわらず、大地母神(ぼしん)、豊饒の神だということ は、そのままストレートには理解しがたいことである。

わたしの考えでは、月が古代の人々に自然の恵みをもたらす神とされていた とすると、それは大地そのもののパワーを体現する神として信仰されて いたのではない。

そうではなく、

「現世(地球)の外から現世の生命いっさいを支配・コントロール する神」

−−そのように考えられていたはずである。

つまり月は、より古い時代には、

「現世の支配神」

として信仰されており、 それがやがて“豊饒の女神”と同一視されるようになり、農耕の発達とともに “穀物神”ともなり、“食物の神”でもあると考えられるようになっていったと いえるのではないだろうか。

月神信仰にはそのような変遷があったと考えると、神話に現れる月神の 性格も矛盾なく理解することができる。

おそらく、月神は時代とともに凋落(ちょうらく)し、その本来の座を 他の神々に明け渡していったのである。

たとえば世界の諸民族の神話を収集・研究した詩人のロバート・クレイブスは 、

「古くからヨーロッパ全土にあった月崇拝は、後になって宗教に、とくに キリスト教にとって代わられた」

と述べている。

日本神話では太陽神アマテラスが最高神とされている。

しかしアマテラスは、大地母神(ぼしん)、豊饒の女神として人々に 信仰されてきた神ではない。

アマテラスは、

「そもそも皇帝の祖先神」

として祀られたもので、多くの庶民が 古くから崇拝してきた神ではなかった。

またアマテラスは女神とされているが、本来は男神である。

尾張氏などの海人族系氏族が、古くからアマテルという男神を祀っていたが、 いつしかそれをアマテラスとして皇室が祀るようになり、女神とされる ようになっていったのである。

したがって、太陽神アマテラスを戴く 信仰は、古くからの日本人の信仰ではなく、天皇一族を中心とした 一つの宗教というべきものだったのである。

ヨーロッパと同じように、日本でも月崇拝は、他の宗教にとって代わられた のだった。

そのときから、月神は、本来の性格が不明な

「埋もれた神」

となるべく 運命づけられてしまったのである。

日本神話に“ツキヨミ”の影が薄いのもそのためだといってよい。

とはいえ、世界の人々の中から月崇拝がまったくなくなったわけではない。

とくに日本には月にまつわる数多くの習俗が残っており、そこからは、古い 時代に月がどのようなものとして信仰されていたのかの謎を解く手がかりが ちりばめられている。

月について、太古の人々は、われわれの知らない何かを知っていた。

それが現代的な解釈である

「月=宇宙船・人工天体説」

と果たしてかみあうものなのか、考えていってみたい。


千成の返事

ヨーロッパでも日本でも“月神”は己の足跡を消し去ったようです。

文明を持った人間が

「月と神の関係」

に思い至ることがないように という意図ががあったのでしょう。

 


slicer93@yahoo.co.jp